 夢アスリート指導 バレーボール全日本男子の植田監督が来岡
夢アスリートたちに熱心に指導する植田辰哉監督(左端)=桃太郎アリーナ 世界で戦うトップ選手育成を狙いに、岡山県が進めている「夢アスリート発掘事業」の能力開発プログラムが13日、岡山市の桃太郎アリーナであり、小学4年生の夢アスリート約20人の指導に、バレーボール全日本男子チームの植田辰哉監督(東かがわ市出身)が初めて訪れた。
同プログラムは毎月2回実施。本年度から著名な指導者を招いて陸上、体操、水泳などさまざまな競技を体験するトレーニングが始まっており、今月と11月はバレーボールを集中的に学ぶ月間。
初めてバレーボールに触れる夢アスリートたちも多かったが、植田監督からボールの扱い方などのポイントを教わると、すぐに対応。サーブレシーブの練習では植田監督の強いドライブサーブを腰を低くして、確実にセッターの位置に返し「よし、うまいぞ」などと声をかけられていた。
植田監督は「のみ込みが早く非常に能力が高い。ゴールデンエージと呼ばれるこの時期に体を動かす基本を学ぶことが大切で今後が楽しみ」と成長に期待していた。
同事業は、県内の小学3年生を対象に毎年20人程度の夢アスリートを選抜。小学校卒業まで継続して多様なトレーニングを積ませ、トップアスリートとしての基礎を築く。 |
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