 男子岡山県選抜の選手ら(写真上)、女子岡山県選抜の選手ら(写真下) 岡山県バレーボール協会は、小学生の県選抜チームを初めて結成、22日から中国・南京へ選手団を派遣し、レベルアップを図る。小学校から高校までの一貫指導でトップ選手育成につなげる強化事業の一環。都道府県単位で小学生の選抜チームをつくるのは全国でもあまり例がなく、今後の成長が期待される。
選抜チームは男子12人、女子15人で、全員が小学6年生。敏しょう性、瞬発力などの測定や実技による選考会で選手を絞り込み、10月からチームづくりを進めてきた。
遠征は22日から5日間。南京の小学生チームと試合や合同練習を行い、国際レベルを肌で感じる。中国の小学生は日本の高校生以上が使う5号球でプレーし、コートも標準サイズ。ローテーション制も採用しており、県選抜は中国に合わせた練習を繰り返してきた。男子の松尾主将は「中国選手の身長や技術のレベルを確かめたい」と初の海外遠征を心待ちにし、女子の難波主将は「(選抜入りは)今までの努力が報われた。相手の良いところを吸収したい」と抱負を語った。
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